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南アフリカ早わかり

南アフリカ早わかり

地理::南アフリカはアフリカ大陸の南端に位置しており、三角形に似た国土の面積は123万3,404平方キロ、3,000キロ近くに及ぶ海岸線はインド洋と大西洋に面しています。北側でナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビークと国境を接し、四方を取り囲む形で、2つの独立国家、レソトとスワジランドと接しています。

 

首都::南アフリカには、3つの首都があります。ケープタウン(立法府)、プレトリア(行政府)、ブルームフォンテーン(司法府)です。 

政治システム::南アフリカについて良く知られていることは、1994年に民主政治に移行し、過去のアパルトヘイト政策が覆されたことです。南アフリカの憲法は世界中でモデルと見なされており、人権を独立した司法制度によって幅広く保護することが規定されています。現在の元首は、アフリカ民族会議(ANC)のジェイコブ・ズマ大統領です。

経済::あまり知られていないことですが、南アフリカは1990年代後半以降、安定した国内総生産(GDP)の伸びを見せています。南アフリカは新興市場と見なされており、非常に発達した金融市場と活発な証券市場があります。金融政策は堅実なマクロ経済の枠組み構築に焦点を当てています。南アフリカの中央銀行は南アフリカ準備銀行です。 

観光::アパルトヘイトの終焉後、国外からの観光客が急増しており、観光産業は特に成長の著しい産業のひとつになっています。観光業界は安定しており、刺激的な新興の企業家も多いセクターです。南アフリカの強みはアドベンチャー、スポーツ、自然、野生生物観光にあり、「責任ある観光」のパイオニア、そして世界的リーダーでもあります。

人口::南アフリカの人口は4,700万人を超えており、民族はバラエティに富んでいます。黒人が最も多く約80%を占めています。次いで白人が約440万人、カラード(混血)が約420万人、インド・アジア系が約120万人となっています。

通貨::南アフリカの通貨はランドで、国外からの旅行者にはとても有益な価値を提供してくれます。ランドには複数の硬貨(1ランド=100セント)と10ランド、50ランド、100ランドの紙幣があります。

気候::南アフリカの気候は温暖で、「Sunny South Africa」のタイトルに示されるように、その日照時間の長さで知られています。ほとんどの州に夏の雨がありますが、西ケープ州では冬場に雨が多くなります。冬は5月から8月まで、春は9月から10月まで、夏は11月から2月まで、秋は3月から4月までです。

通信::南アフリカには、アフリカ諸国の中で群を抜いて非常に発達した通信インフラがあります。多数の携帯電話事業者が全国をカバーし、固定電話網も発達しています。ほとんどの都市部では、インターネットとWi-Fiも手軽に利用できます。

州::南アフリカには9つの州があります。東ケープ州、フリーステート州、西ケープ州、クワズールー・ナタール州、ハウテン州、ノースウエスト州、北ケープ州、リンポポ州、ムプマランガ州です。

国の象徴::南アフリカの国旗は、愛国心の象徴として愛されていますが、他にも重要な国の象徴があります。国の鳥はオオアオサギ、国の動物はスプリングボック、国の魚はクロダイ、国の花はプロテア、国の木はイエローウッドです。

言語::南アフリカは多言語国家で、英語、アフリカーンス語、南ンデベレ語、コサ語、ズールー語、北ソト語、ソト語、ツワナ語、スワジ語、ヴェンダ語、ツォンガ語の11の公用語があります。エノック・ソントンガが1899年に作曲したコサの讃美歌「神よ、アフリカに祝福を」が南アフリカの国歌です。

宗教::南アフリカの人口の約80%がキリスト教徒です。その他の主な宗教には、ヒンズー教、イスラム教、ユダヤ教、仏教があります。少数ですがいずれの主要宗教にも属さない人もいます。憲法で信教の自由が保障されています。

水::水道水は飲用可能です。しかしながら、奥地の農村部や森林地帯を旅行するときはペットボトルの水を携帯するようにしてください。

動植物::南アフリカは、世界でも18しかない生物多様性が特に豊富な地域のひとつに指定されています。「責任ある観光」のパイオニア、またリーダーとして、南アフリカはその自然遺産を保護する様々な保存プロジェクトを行っています。旅行者も、このような多数のプロジェクトを支援し、参加することができます。南アフリカは、有名なビッグ・ファイブ(サイ、象、ライオン、ヒョウ、水牛)の生息地です。

電気::南アフリカの電圧は220/230V、AC50Hzです。ごくわずかな例外(奥地)を除いて、電力はほぼどこでも利用可能です。

空港::南アフリカの主要国際空港は3つあり、ORタンボ国際空港(ヨハネスブルグ)、ケープタウン国際空港、キングシャカ国際空港(ダーバン)です。また、ネルスプロイトのクルーガー・ムプマランガ国際空港(KMIA)など、90の地方空港があります。

道路・鉄道::南アフリカには、広範囲に及ぶ道路網があり、国道と周辺道路から成っています。制限速度は国道で120キロ、周辺道路で100キロ、都市部で60キロとなっています。

入国条件::黄熱病発生地域から、あるいは黄熱病発生地域を経由して南アフリカに入国する際は、1歳以上の外国人旅行者、南アフリカ市民全員に有効な黄熱病予防接種の証明書が必要です。ビザについては、お近くの南アフリカ領事館にお問い合わせください。

医療と治安::南アフリカは、1967年にクリスチャン・バーナード教授が世界初の心臓移植を成功させて以来、その医療技術の高さで知られています。国内には世界トップレベルの私立病院や医療センターが多数あり、特に都市部にたくさん集まっています。南アフリカのほとんどの地域ではマラリアは発生していませんが、動物保護区を訪れる際は必ず確認をし、必要であれば予防措置を講じてください。必ず滞在先から最新の安全情報を得るようにし、旅行中は常識的な警戒心を持って行動してください。