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障害のある方

南アフリカの障害者向け施設は、本来望まれるほど充実していないかもしれませんが、幸い観光市場でも「特別なニーズ」に対する意識が向上しつつあります。

南アフリカで必要なアメニティが欠けている分野のひとつに宿泊施設がありますが、南アフリカ観光格付けカウンシル(TGCSA)がユニバーサル・アクセシビリティ格付けスキームを導入してから変化が見られるようになりました。この格付けスキームは、移動が困難だったり、視覚や聴覚に障害のある旅行者のニーズに関する国際的な基準を満たすよう、観光業界に促すものです。これらの措置には、アクセス、標識、一般的な日常行動のしやすさに関するものがあります。格付けには4つのレベルがあり、ブロンズからプラチナまであります。

ほとんどのショッピングセンター、空港、オフィスビル、公共のビルでは、駐車場、アクセス、お手洗いなどに障害者向けの設備が備わっていますが、あいにくその数が少ないところもあります。このような施設では車イスを貸し出しているところも多いですが、事前に予約しておくことをお勧めします。一部のレンタカー会社には、障害者の方のための運転補助装置つきの車を貸し出しているところもあります。

現地のツアー専門会社の多くは、障害のある方が南アフリカを観光できるようにするため、障害のある方にふさわしいリゾート地やアトラクション、アクティビティを選び、特別に調整されたパッケージを販売しています。その内容からもわかる通り、アドベンチャーツアーからキャンプ旅行まで、驚くほどたくさんのツアーが販売されています。

インターネットでは、ディスエイブルド・トラベルによって役立つ情報サービスが行われており、南アフリカのレストランやホテル、アトラクションなどの障害者向け設備を作業療法士が評価しています。南アフリカ国立公園も、クルーガー国立公園など人気の観光地における障害者向け設備の詳細をウェブサイトに掲載しています。

ハウテン州を拠点として、現在ORタンボ国際空港とヨハネスブルグ北部のサントン市街中心地、イーストランドのケンプトンパーク市街中心地の間を運行しているハウトレイン高速鉄道リンクは、障害のある利用者向けに配慮がなされています。各駅は障害者が利用できるようになっており、列車と鉄道駅に接続する支線バスは障害者が乗り降りできるよう特別に設計されています。